【動画】横断歩道のメロディー「通りゃんせ」激減！ほとんどが「ピヨピヨ」に！レアな「音響信号」も集めてみた

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AJEL / Pixabay

こんにちは♪
交差点のメロディーにちょっぴり癒やされるじゅりんです。

突然ですが、「音響信号」ってご存知ですか？
目の不自由な方のために、「音」で信号の切り替わりを教えてくれる信号です。

大きめの交差点などで、「ピヨピヨ」とか、「通りゃんせ」のメロディーとか、聞いたことがあると思いますが、あれです。

この「音響信号」、今は「通りゃんせ」などのメロディー型のものが激減して、多くがピヨピヨ・カッコー型に切り替わっているんだとか…。
どういうことなのかちょっと調べてみました。

目の不自由な方によりわかりやすい「鳴き交わし式音響信号」へ

動画を再生していただけるとわかるのですが、今音響信号の主流になってきているのは、鳥の音声を模した「音響信号」です。
さらに、その中でも増えているのが「鳴き交わし式音響信号」。
「ピヨ」「ピヨピヨ」と違う音が交互に交わされるのは、横断歩道の両側の音を変えることで、目の不自由な方がどの方向に進めばいいかをわかりやすく教えてくれるようになっているんだそうです。なるほど。確かに単一の音だけだと、どちらの方向に進めばいいかわからなくなりそうですもんね。
「渡り始め」と「渡り終わり」の音が違うことで、それぞれの音の大きさから、今自分がどの方向に向かって歩いているかを判断しやすくなります。

確かに目の不自由な方にとって、この「鳴き交わし式音響信号」はわかりやすいですし、安心して横断歩道を渡るための助けになりますね。
全国的に統一していく方向にあるのもわかる気がします。

メロディー型の「音響信号」を集めてみた

そんな事情もあって、今はメロディー型の音響信号は激減しています。
「何のための音響信号なのか？」ということを考えると、この変化はもっともなのですが、一個人としてはメロディー型の音響信号の「いかにも機械音的ミュージック」が好きだったので、これからどんどんなくなっていくことを考えるとちょっと寂しい気もします。

ということで、メロディー型音響信号を集めてみました。

一度は耳にしたことがあるメロディー型音響信号

故郷の空

通りゃんせ

この二つはメジャーなメロディーですよね。
おそらく何度も耳にしたことがある音響信号ではないでしょうか。

この二つのメロディーで横断歩道の進行方向の変化を知らせていたところが多いようです。
ぼくも宮崎ではこの二つのメロディーに見守られていました。

聞けたら幸せ！超レアなご当地メロディー型音響信号

乙女の祈り　ピアノver.

ラジオ体操第一！？青森名物だそうです。
ほとんどの音響信号が「機械音」の中、「ピアノ」の音で信号音を鳴らしていたということで、超激レアな信号機。

横断歩道の前でラジオ体操をはじめる人はいなかったのか…変なことが気になります。

富士の山

JR静岡駅南口交差点の信号機。
日本一の富士山をかかえる静岡県ならではのメロディーです♪駅を降りてすぐに、「あぁ、富士山のお膝元に来たんだなぁ…」って感じさせる演出がにくいですね！！

お馬の親子

名古屋の東山動物園の信号機。
動物園ですからね。やっぱり動物に由来する音楽がしっくりきます。動物園に向かう子どもたちの笑顔が想像できますね。

番外編：カッコーがなりまくる音響信号

本当はこれはメロディー型じゃないんですが…機械が不安定なのか毎回違ったリズムで「カッコー」がなりまくる信号です。聞いていると不意打ちでリズムが崩れるので「おっ！？」とつんのめってしまいそうですが、それがまたクセになりそう（笑）

音響信号は、心と身体に響く音

By: zeevveez

こうやって改めて調べてみると、信号って、ただの「情報」ではないことがわかってきます。
目の不自由な方にわかればいい…ということだけではなく、その音を聞く人たちの心がなんか少し和んでしまうような、そんな役割もあるのではないでしょうか。

「ピヨピヨ・カッコー型」も、確かにメロディーではないかもしれませんが、聞いている人にとって少しでも心地の良いように「鳥の声」になっています。もしかしたら、メロディーに変わる鳥の声で、「ご当地バージョン」の音響信号も生まれてくるかもしれません。ほんの小さなこだわりかもしれませんが、そんな日常の交差点を渡るときに聞こえてくる「音楽」に励まされたり、心をワクワクさせたりする方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。

単なる「音」ではなく、心と身体を導く「音楽」としての「音響信号」、これからも発展！活躍！を期待しています。

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