ついにやってきました!!
iPhone・iPad版「Google翻訳」アプリの「リアルタイム翻訳機能」が待望の日本語対応です!!
「リアルタイム翻訳機能」とは、翻訳したい文字にカメラをかざすだけで、直接その画面上で翻訳した状態を見せてくれる機能。いくつかの言語ではすでに実装されていたのですが、日本語は難しい言語なのか対応が遅れていました。
しかし、これでカメラをかざすだけでの翻訳ができちゃいますよ!!
ということで、早速その実力を試してみました!!
Google翻訳のリアルタイム翻訳(日本語→英語)
ということで、身近にあるもので実験です。
「リアルタイム翻訳」の方法は、
- Google翻訳アプリ→カメラマークをタップ
- 撮影画面になるので、「目?」ボタンでリアルタイム翻訳のオン・オフ切り替え
まずは「日本語→英語」の翻訳
う〜ん…子ども用のひらがなばかりの素材を選んだのもありますが、だいぶ怪しいですね。
とはいえ、標識の中の翻訳はいい感じでしょうか。
- 徐行→going slowly
- 止まれ→stop
- 通行止め→road closed
しかし、ツッコミどころの方が多いですね(^_^;)
一時停止マークそのものが「self」って、どういうこと??
こちらは郵便や病院、温泉などの文字についてはいい感じに翻訳してくれています。
ところで、温泉マークが「tetsuya」って何!?
まだまだ謎翻訳がいっぱいです。
野菜は、そこそこいい感じ。
わかりやすい単語の方が認識しやすいのかも?
本の表紙。
ぎこちないですけど、意外と頑張ってる感じがします。
とりあえず、フォントのサイズ・カラーを合わせて翻訳してくれるのが凄いですね!!
縦書き。
なんと縦書きもちゃんとリアルタイム翻訳してくれました!!すごいな!!
さすがに読みにくいですけど、その技術力に感動しました!!
リアルタイム翻訳(英語→日本語)
ちょっと我が家には英語が少なかったので、「The MindMap Book」の原書でテスト。
翻訳はぎこちないですが、英語→日本語の翻訳の方がこなれている感じがします。
思い切って1ページ!!
おぉ!この画面だけ見ると結構がんばっているように見えますね!!
翻訳自体はだいぶめちゃくちゃですけど。
リアルタイム翻訳最大の問題は、翻訳がコロコロと切り替わること!
ということで、「リアルタイム翻訳」を色々と試してみました。
こうやって静止画としてお見せするぶんには「まぁ、なんとか使える?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は大きな、いや、大きすぎる問題がありました。
それが、翻訳が安定せずにコロコロ表示が切り替わる!!ということ。
もうどんどん画面の翻訳が別のものに切り替わるので、実際にはまともに見ることができません。読んでるそばから表示が変わるので、読みにくいったらありゃしません。
とはいえ、リアルタイムにフォントサイズやカラーも合わせて画面上に表示してくれる技術には脱帽!!世界の見え方を変えてくれるすごい機能だと思います。これからの進歩が楽しみですね♪
ということなので、現状このリアルタイム翻訳は、外出時に「標識に書いてある言葉がわからない」くらいの使い方がメインになるのではないでしょうか?
今から仕事で外に出るので、外での結果も追記しようと思います。
追記:外での使い道はあるかも?
標識など、単語で書いてあるものは比較的正確に翻訳してくれるようです。
自分が海外に行くときに、看板や標識の文字を「リアルタイム翻訳」で読めると考えると、そこそこ便利なんじゃないでしょうか。
ただし、このリアルタイム翻訳は、1文であっても改行を挟むと別の文章として扱ってしまうようなので、長めの文章を扱うには今のところ不向きかも。