昨日紹介したiPhone・iPadのデザインアプリ「Canva」。
Facebookのカバー画像・ブログのアイキャッチ・Instagramやチラシ・ポスターなど、用意されたテンプレート(ひな形)から簡単にセンスのいい作品を作ることができます。
この「Canva」、実はKDDIウェブコミュニケーションズが2017年5月24日に独占業務提携契約を締結して、日本語版のリリースを発表したばかり。これまでも便利だった「Canva」ですが、これから日本語ローカライズしてより一層使いやすくなっていくようです!
さてさて、「Canva」のWebアプリ版(主にPC利用)、こちらもiPhoneアプリ版に負けず劣らず便利!!
iPhoneアプリ版のように、サッと取り出してデザインを始める…といったことは難しいですが、逆にiPhone版では省略されている超便利機能があります。
ということで、今回はWebアプリ版「Canva」のオススメポイントを3点紹介します!!
1.iPhone版よりデザイン数が圧倒的に多い!
iPhoneアプリ版からも相当数のデザインテンプレートを使うことができますが、Webアプリ版はさらにその上をいきます。
PCで使うことを前提としているからか、文書系のデザインが充実していますね。「雑誌」「レターヘッド」「履歴書」まで用意されています。デザイン性の高い履歴書は…日本では受け入れてくれる会社がまだ少ないでしょうけど…(^^;)
他に、マーケティング素材として「チラシ」「フライヤー」「フードドリンクメニュー」「三つ折りチラシ」なども揃っています。自分で1から作るとほんと大変なので、美しいデザインを使わせてもらえるのは本当に助かりますよね。
ちなみに画像サイズを指定して、まっさらな状態から作成することも可能です。
2.iPhone版にはないオシャレすぎるテキストデザイン!もちろん日本語フォントOK!
このテキストデザインが最高!!
そのままイラストとしても通用するくらいにオシャレなテキストデザインが、これでもか!というほど用意されています。特に枠のあるテキストなんかは、ワンポイントあるだけでポスターやフライヤーがグッと見栄えのするものになるんですよね。
実際に「商品タグ」デザインのテキストを置いてみました。
もちろん日本語フォントもバッチリ使えるので、全然違和感もありません。
やっぱり海外発のサービスは、日本語ローカライズしてくれると本当にありがたいですね!
3.有料(?)のテンプレートでも、素材の差し替えて「無料」で使える!
「Canva」は、基本的に「無料」で使えます。
ですが、デザインを作成するにあたって『有料素材』を用いると有料になります(当たり前ですが)。
そう!ここがポイントなんです!
実は、デザインテンプレートそのものは『無料』なんです!!
その中の『有料素材』が『有料』なんです。
ということは、テンプレートに使われている『有料素材』を無料のもの(自分で用意する・無料素材など)に差し替えてしまえば、なんの問題もありません。最後まで『無料』で使うことができます。
実際に、『有料素材』の使われているテンプレートを使ってみます。
今回は「3つ折りチラシ」のテンプレートを例にとります。
『有料素材』の部分は、「網掛け」と「透かし」が入っていますね。
ちなみに『有料素材』の金額は概ね1ドル(約120円)。テンプレートに入っている数だけ加算されるので、『有料素材』を使う際には注意が必要です。
さてさて、「無料素材」に差し替えてしまいましょう。
検索すると、無料の画像素材がヒットしたのでそのまま使っちゃいます。
入れ替えたいところに画像を引っ張っていくと…簡単に入れ替わりました。目を凝らしてみても「網掛け」「透かし」は見当たりません。
ただし、特に写真やイラストは有料素材が多めなので、素材は、自分で用意するか、「Pixabay」「ぱくたそ」さんといったフリー画像配布サイトから使わせていただくのがオススメです。
それでもセンスのいいデザインやレイアウトが無料で使えるのは助かります!
まとめ:デザインに悩むくらいなら「Canva」で楽しましょう!
Wordではなかなかセンス良く仕上がらないし…フォトショップやイラストレーターを使うのは大変だし…そうお悩みなら「Canva」使うのが超絶オススメです!
有料素材もありますが、その素材さえ使わなければ「無料」で使えます。テンプレートそのもののデザインやレイアウトだけでもとても助かるので、後は写真やイラストの素材を用意するだけ。1から自分で作ることを考えたらどれだけ楽になるでしょう。
GoogleやFacebookのアカウントでログインすることもできますし、同じアカウントであればiPhone・iPad版とWebアプリ版は同期できるのも嬉しいところ。
Facebookのカバー画像・ブログのアイキャッチ・Instagramやチラシ・ポスターなど、幅広く作成することができるので、まずは騙されたと思ってお使いください!使い方もシンプルでそんなに悩むこともないはずです。