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職場での友達作りに知っておきたい!「自己開示に適した10のテーマ」

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こんにちは!コミュニケーション講師のじゅりんです。

先日、こんな質問がありました。

じゅりん先生!職場での友達作りっていうか…人と仲良くなるのが苦手なんですけど、何かいい方法ってないですか?

職場でもそうですし、プライベートでも、仲のいい友達を作れたらいいなって思いますよね。2004年にアメリカのギャラップ社が500万人を対象におこなった調査によると『職場に3人の友達がいることで、人生の満足度が96%も上昇する』という結果もあるそうです。

なんでも話し合える友達がいるということは、それだけで人生の質を上げてくれるようです。

では、どうすればそんな友達を作ることができるのか?今回は友達を作るのに効果的な「自己開示」という方法についてお伝えします。

目次

相手の心を開く「自己開示」

「自己開示」という言葉を知っているでしょうか?自分自身のプライベートな情報を脚色せずに相手に伝えることを「自己開示」と言います。

友達を作ろうとして構えたり、よく見せようとして自分について脚色して話をしてしまったりするのは仲良くなるのには逆効果です。

「自己開示」は、そのままの自分のプライベートな情報を伝えることで、相手の心を開き、逆に相手からもプライベートな情報を引き出すことができるコミュニケーションスキルの一つ。

お互いのプライベートな情報を共有しあえる関係性が、友達としての心の距離感をグッと縮めてくれるのです。

また、この「自己開示」を行うことによって、相手に虚勢を張らなくてもよくなるという「自分自身が楽になるメリット」も存在します。弱さや過去の失敗も含めて、それでも友達でいてくれていることは精神的にも非常に安心できる関係であると言えるでしょう。

「自己開示に適した10のテーマ」

では、どのような「自己開示」を行えばいいのでしょうか?

これには社会心理学社のゲイリー・ウッドが提案する「自己開示に適した10のテーマ」が役立ちます。全てを使う必要はありませんが、仲良くなりたいな…と思う人に1つでも2つでも以下のテーマで「自己開示」をしてみてください。

自己開示に適した10のテーマ
  • お金や健康に関する心配ごと
  • イライラしてしまうこと、許せないこと
  • 人生で幸福を感じること、楽しいこと
  • 改善したいこと
  • 夢や目標、野望
  • ユーモアを交えた性的な話
  • 弱点やマイナス面
  • 怒ってしまう出来事
  • 趣味や興味
  • 恥ずかしかった体験、罪悪感を覚えた体験

ネガティブなテーマこそが人間味を増し、共感を生み出す

テーマを見ていくと、ポジティブなことだけではなく、ネガティブなものも半分近くあることがわかります。ですが、このネガティブに見えるようなテーマが「自己開示」においては大きな役割を果たします。

人は誰しも完璧ではありません。何かしら欠点や弱みを抱えて生きています。あなたがそうであるように、あなたが仲良くなりたい相手もそうなのです。

それなのに、あなたが完璧なように振る舞ったらどうなるでしょう。「すごい」とは思われるかもしれませんが、同じように弱みを抱える友人としては共感してもらえませんよね。

誰にでも話すようなことではない、弱みや恥ずかしかったこと、イライラしてしまったりすること…こういった一見ネガティブに見えるテーマが、人間味を増してくれます。同じように弱いところを抱える人間だからこそ共感を得ることにつながります。

ただし、ネガティブなテーマばかりでは引かれてしまうので、ポジティブなテーマも織り交ぜていきましょう。

自己開示の3つのポイント

このように相手との距離をグッと縮める「自己開示」ですが、3つのポイントがあります。

自分から自己開示する

「自己開示」は自分から話し始めます。上記の10のテーマのようなプライベートな話を聞いた相手は、返報性の法則が働いて「自分も話さなくちゃ…」と、今度は相手自身のプライベートな話をしてくれるようになります。

会話全体での自分の話の割合は2〜3割

自己開示の口火を切ることは自分から行いますが、会話全体が自分の自己開示だけで終わらないように注意しましょう。誰もが「話したい」「自分の話を聞いてほしい」という欲求を持っていますので、相手にも話を振って、自分が聞き手に回ることも忘れないようにしましょう。

相手の内面に合わせた自己開示を行う

これはできる人だけで大丈夫ですが、相手のことをよく知りたい!と思う場合には、知りたい相手の内面に合わせた「自己開示」を行うと、相手からも同じテーマで話が返ってきます。

相手が未来についてどんなイメージを持っているかを知りたければ、「夢や目標、野望」について自己開示していけばいいといった感じです。

そうでなければ、自分が「自己開示」しやすいものからで問題ありません。

まとめ:自己開示で深く付き合える友達を作りましょう

いかがでしたでしょうか。

実は、ぼく自身も意図的に「自己開示」を行う場面があります。それは授業や講演の中です。この場合は友達を作る…というよりは、講師を人間として身近に感じてもらう、信頼関係を作ることが目的になりますが。

自分自身の過去の恥ずかしかった話や失敗談などを、話の中に入れていくことで、共感を生み出すことに繋げているんですね。授業や講演後に「先生!私も実は…」と話しに来られる方もけっこういらっしゃるので、多くの人が「同じような経験をした仲間」を欲しているのだなと感じます。

友達を作るにも、もっと仲良くなるにも、信頼関係を築くにも、「自己開示」は効果の高いコミュニケーションスキルですので、ぜひ活用してみてくださいね。

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