
こんにちは!じゅりんHACK管理人のじゅりんです。
新しいAIのサービスが、毎日のように登場する今日この頃。情報を追いかけるのが楽しくて仕方ありません!
ということで、Microsoftの検索エンジン「Bing」に、テキストから画像を生成するAI「Bing Image Creator」が登場しました!まだプレビュー版ということですが、誰でも使えますのでぜひ使っちゃいましょう!!
ただし、生成した画像の使用範囲には注意が必要なので、その点についても解説しました。
Microsoft Bing の Image Creator
テキストから画像を創り出すAI「Bing Image Creator」
「Bing Image Creator」は、テキストを入力すると、そのテキストのイメージにあった画像を生成してくれるAI。すでに登場している「Stable Diffusion」や「DALL・E2」などの画像生成AIと同じようなものですね。
実際に使ってみました。
Microsoft Bing の Image Creator

今はまだ日本語に対応していないため、英語で指示を出します。今回は、「両目の色の違う真っ白な猫(Snow-white cat with different colors of both eyes)」でやってみます。
画像の生成には10秒〜1分程度時間がかかります。(「ブースト(すぐに作成)」も回数限定で使えます)

できました!!
おお!すごい!ちゃんと綺麗にできてますね!!このように1回の指示で、4枚の画像が生成されます。

画像をクリックすれば、大きく表示されてダウンロードも可能に。
毛並みの一本一本までちゃんとわかるほど高精細な画像を生成できるなんて…AIの能力の高さにビックリです。
日本語→英語の翻訳は「Edge」ブラウザが便利!
この「Bing Image Creator」は、今のところ日本語に対応していないため、英語での入力が必要となります。
なので、オススメのやり方としては「Edge」ブラウザの「翻訳」ツールを使うこと。

「Edge」は、右端に様々なツールが用意されています。その中には「翻訳」ツールもあるので、ここで生成したい画像の日本語を英語に翻訳してしまいましょう。
BingAIを使うためだけにインストールした「Edge」ですが、意外と便利で驚いています!
「Bing Image Creator」生成画像の使用範囲
注意点として、この「Bing Image Creator」で生成した画像が、どこまでの範囲で使えるのかということがあります。
7.作成物の使用。お客様は、本契約、Microsoft サービス規約、および弊社のコンテンツ ポリシーを遵守することを条件に、オンライン サービス以外の場所で、個人の合法的な非商業的目的のために作成物を使用できます。
新しい Bing – 詳細情報
「Bing スレッド エクスペリエンスおよび Image Creator に関する規約」には、上記のように書いてありました。ですので、商用利用はNG・オンラインでの使用もNGとなります。
せっかく作った画像ですが、使う場面はかなり制限されそうな感じですね。
AI生成画像については、著作権などが色々と議論されているところなので、今後この規約がどうなるかも注意が必要です。
まとめ|遊んでみるには楽しい「Bing Image Creator」!AIの能力を体験してみましょう!

いかがでしたでしょうか。
「Bing Image Creator」、テキストからでもかなり精度の高い画像が生成されるので、自分で楽しむぶんにはとても興味深いサービスだと思います。
ただ、使用範囲の狭さがなんとも…実用的ではないですよね。
あくまで、AIの性能を実感するためのテストくらいの気持ちで使うのがいいかもしれません。
Microsoft Bing の Image Creator
ちなみに著作権をクリアした画像生成AIとしては、3月21日に発表された「Adobe Firefly」が注目されています(有料)。