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こんにちは、じゅりんです。
今回は、昨日(2024/05/07)の夜に発表されたばかりの新型iPadについて話そうと思います。ただ、ちょっと本音トークになるので、Apple製品が大好きな方にはあまり楽しくない内容かもしれません。その点だけご注意ください。
いや、ぼくもMacユーザーなので基本的にはApple製品大好きなんですけどね…
新型iPadは確かにすごい、でも…
昨日、AppleからiPad Pro、iPad Air、そして新しいApple Pencil Proが発表されました。それぞれの細かい話をするより、全体的な感想を言うと…ぶっちゃけ、どれも別に買わなくていいんじゃないかな、と思いました。
というのも、今までのiPadで十分すぎるほど良いんです。今回の新型は確かにさらに進化していて、性能も良くなっている。でも、それはiPadに限らず、MacもiPhoneもそうなんですが、数世代前からすでに一般の人が使うにはオーバースペックになっているんですよね。
200km/hの車が400km/hになったようなもの
例えるなら、型落ちのMacやiPad、iPhoneは、車でいうと200km/hぐらい出る車のようなもの。普通に使っていて困ることはまずありません。それに対して、今回発表された新型iPadは、それが400km/h出るようになった、というような話なんです。
機械の性能を突き詰めるという意味では確かにすごいことですが、400km/hで車を走らせる機会ってありますか? 一般の用途からかけ離れて性能が良すぎるんですよね。
正直、これだけの性能をフルに発揮させる機会(フルに発揮しなければならない状況)って、普通の使い方ではないと思います。
iPadは「見る」端末
さらに言うと、iPadという端末自体が、どちらかというと「見る」端末なんですよね。仕事をする端末として考えると、やっぱりパソコンの方が適しています。キーボードがあって、画面も広くて、操作しやすい。何かを生み出す、コンテンツを作る、という作業はパソコンの方が向いているんです。
iPadはどちらかというと、動画を見たり、電子書籍を読んだり、インターネットを見たり、ゲームをしたり…そういったことに向いている端末です。
そう考えると、さらにこの尋常じゃなくすごい性能を活かす場面がわからない…
AIを取り入れた斬新な新機能は…なし
個人的に今回の発表で期待していたのは、Apple独自のAI機能が搭載されることでした。
ChatGPTやGeminiなど、AIが進化している中で、Appleも独自のAIを開発しているという話がありました。それが新型iPadやM4チップに搭載されれば、すごい「スーパーSiri」みたいなものが登場するのかな、と期待していましたが、そういった新機能はなく、ちょっと残念でした。
価格もなかなかの高額…
金額的にも、iPad Airは約10万円から、iPad Proは16万8800円からと、かなり高額です。iPadをがっつり使いこなす人ならともかく、動画を見たいとか、電子書籍を読みたいという人なら、型落ちのiPadやiPad Airで十分だと思います。
動画編集なども今回の発表でアピールされていましたが、11インチや13インチの画面で編集作業を完結させるのは大変そうです。個人的には、動画編集などのがっつりPCに向き合う作業は、Macに外付けモニターを繋いで2画面で編集しているので、iPadだけでやるのはちょっと…という感じです。
型落ちを狙うのもアリ
今回の新型iPadをディスるような話になってしまいましたが、別にiPadに限った話ではなく、今のスマホやパソコンも、基本的にはオーバースペックになっていると思います。
僕自身、Google Pixel 6aというスマホを使っていますが、2年ぐらい使っていても全く不満がありません。なので、あえてiPadに限らず今は新製品が出たからからといって飛びつく必要はないと思います。
新型が出たことで、型落ちの製品が安くなることもあります。中古なども含めて、型落ちを狙うのもアリだと思います。十分便利に使えますよ。
まとめ
ということで、今回は新型iPad ProとiPad Airについて、忖度なしに率直な感想をお話ししました。個人的な意見として、参考にしてもらえれば嬉しいです。
それでは皆さん、良い一日を!