メールの返信が「1タップ」でできてしまう時代がやってくるかもしれません。
グーグルが新たにGmailアプリに実装した機能「スマートリプライ(Smart Reply)」。これは受け取ったメール本文をAI(人工知能)が分析・推測して「返信文」の候補を表示してくれるというもの。
「Inbox」や「Google Allo」などではすでに実装されているものを、より進化させた機能です。
実は日本語にはまだ対応していないのですが、海外では12%の人がこの「スマートリプライ」機能を使ってメール返信をしているのだとか。
実際の操作の様子は以下のようになります。
実は、本ブログでも何度か紹介しているオススメメールアプリ「Spark」にも「クイック返信」機能があるのですが、こちらは事前に用意した定型文を送信するのみ。「ありがとう」とか「いいね」とか…。しかも、タップするとすぐに送信画面になってしまうので追記・編集ができません(5秒ほど「取り消し」の時間はあります)。
日本のメール文化で、さすがに「いいね!」だけ送ることは考えにくいでしょうから、あまり使いどころがありませんでした。
しかし、Gmailの「スマートリプライ」機能は、全く違います。
Gmail「スマートリプライ」の注目すべきポイント
- AIの機械学習により、使えば使うほど賢く、自然な「返信文」を提案できるようになる
- 提案された「返信文」を選択後に、追記・編集ができる
柔軟に返信文を提案してくれること、追記・編集ができること、これができるなら十分実用に耐えうるのではないかと!
今はまだ英語のみの対応で、これから他の言語にも対応していくとのこと。
日本語は特に難しい言語なので、実装されるにはまだまだ時間がかかるかもしれませんが、はっきり言ってめちゃくちゃ期待しています!!