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第一印象を良くしたいなら…ホット?アイス?どちらのコーヒーを出すべき?

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こんにちは。情報整理・仕事効率化コンサルタントのじゅりんです。

今回もコミュニケーションについてのすぐに使えるテクニックをお伝えします。

初対面の相手が事務所に訪ねて来られたとき…ホットコーヒーとアイスコーヒー、どちらを出す方がその後の印象を良くすると思いますか?脳科学者の池谷裕二さんが著書「脳には妙なクセがある」で興味深い実験結果を紹介してくださっていました。

目次

第一印象を良くするのは…ホットコーヒー!

コロラド大学のウィリアム博士らが行なった研究で、「温度は精神状態に影響を与えるのか」という実験が行われたそうです。その際、エレベーターの中で「ちょっとコーヒーを持っててもらってもいいですか?」とお願いして、ホットコーヒーとアイスコーヒーのどちらかを用意して、相手の反応を比較したというものです。

実験終了後に依頼者の人間性を訪ねたところ、アイスコーヒーよりもホットコーヒーを持ってくれた人の方が、依頼者に対して「温和で親近感を覚える人柄だった」などのように高評価だったそうなのです。

他にも、晴れの日の初デートの方が、雨の日のデートよりも、相手に好印象を持つといった実験結果もあることから、人は環境要因に影響を受けて相手の印象を決めてしまいがちな生き物のようです。

そう考えると、ホットコーヒーを出すことが、相手の印象を良くすることにつながるのもそれなりに使えるテクニックと言えるのではないでしょうか。

実際に、ぼく自身もホットコーヒーを出すことが多いのですが、なんとなくお互いにホッとした感覚で気持ちよく打合せができているような気がします。ぼく自身も相手に対して好印象を持ったことに、ホットコーヒーの力が働いている…のかもしれませんね。

コーヒーの香りは、相手の印象を良くし、助けてあげたい…と思わせる効果も

また、レンセラー工科大学のバロン博士らの研究によると、コーヒー豆の香りを嗅ぐと、他人に対して親切になるという実験結果も報告されています。

コーヒー豆のような心地よい香りを嗅ぐことで、相手に対して良い印象を持ったり、そういったポジティブな印象が「相手のことを助けてあげたい」という気持ちになっていくということなんだそうです。なかなかビジネスにも有用に働きそうな感情の変化ですよね。

そう考えるならば、やはり香りたつホットコーヒーの方が、相手の印象を良くするのに貢献してくれそうです。香りの良さで考えるならば、香り高い温かいお茶なども効果がありそうです。

まとめ:温かさや香りを上手に使って、印象を良くしてみましょう

視覚(見る)や聴覚(聞く)といったコミュニケーションによく使われる感覚は、ビジネス的にもよく注目されます。ですが、温かさ(触覚)や香り(嗅覚)といったどちらかというとコミュニケーション的には目立ちにくい感覚も、うまくコミュニケーションの環境要因として取り入れてみることで、相手の印象を自然に良くすることに一役買ってくれるんですね。

打合せなど…相手に飲み物を出すタイミングがあるなら、ホットコーヒーオススメですよ!

著:池谷 裕二
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