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「叱る」のは◯分以内?相手に響く「叱り方」の3つのポイント

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こんにちは。コミュニケーション講師歴10年のじゅりんです。

ビジネスにおいても、子育てにおいても、相手を叱らなければならない場面は必ずあります。相手の悪かった点について的確に「叱る」というのは、相手の成長を促す上で大切なコミュニケーションの一つだからです。

でも、ただ闇雲に叱っても逆効果。怒鳴りつけたり、ネチネチと嫌味を言ったり、蒸し返したりするような叱り方は、逆に相手との信頼関係を壊し、反発を生みかねません。

では、どうすればいいのか?「叱る」の効果的なポイントを3つにまとめました。

目次

「叱る」が相手に響く3つのポイント

気づいたらなるべく早く叱る(理想は3分以内)

気づいたらなるべく早く叱りましょう。

メンタリストDaigoさんの著書「人生が変わるメンタルハック大全」によると、即時のフィードバック(理想は3分以内)は、相手の行動変容を促すのに効果的であるという研究結果もあるそうです。

後から思い返したかのように「そういえば、あの時のあなたは…」という叱り方をされると、相手にとっては「なんで今頃…」感がとても強くなり、素直に受け入れにくくなります。

また、人は自分の都合のいいように記憶を変えてしまう傾向があるので、時間が経つと叱る側と叱られる側とで話が食い違ってくることもあります。

そうならないためにも、叱るときには、気づいた段階でできるだけ早く行いましょう。

叱るときに感情をぶつけない(論理的に短く叱る)

叱るときに感情をぶつけないようにしましょう。

感情をぶつける行為は「叱る」ではなく「怒る」です。「叱る」は相手のために行う行為ですが、「怒る」は自分の感情を発散するために行う、自分のための行為。

「大声」や「怒鳴りつける」などの、怒りに任せて感情的にぶつけられた言葉は、相手に「攻撃された」「怖い」という不快感を与えるだけで、何の改善にもつながりません。それどころか、信頼関係を壊す結果にもなりかねません。

また、ねちっこくダラダラと時間をかけて叱り続けるのもNG。これもやはり「怒り」の発散パターンが変わっただけで、自分のためにやっている行為です。延々と叱られ続けている方には不快感しか残りません。

叱るときに大切なのは、論理的に短く叱ること。

「なぜそれをしてはならないのか?」
「どうすればよかったのか?」

相手が受け入れられるように、短い時間で終わらせましょう。そして、話が終わったら後から蒸し返して嫌味を言わないようにしましょう。

行為を叱る・人格を否定しない

「お前はなんてダメなんだ!」
「なんであなたはそんなにできないの?」

こういった言葉は、人格や存在を否定する言葉です。相手に「そうか…自分はダメなんだ…」と思わせてしまっては、なんの改善にも繋がらないどころか、それから先の行動の意欲さえ湧かなくなるでしょう。ですので、もちろん使うべきではありません。

叱らなくてはならないのは、行なった行為に対してです。

「今回は、ここがまずかったね」
「これはしちゃいけないよ」

相手の全てを否定するような言葉ではなく、叱るべきポイントを明確にして伝えることが大切になります。「あなたはOK。その行為はNG。」というスタンスを押さえておきましょう。

もちろん、行為について指摘した後は、なぜよくないのか?(理由)・どうすればよかったのか?(改善)についても落ち着いて伝えていきましょう。

まとめ:感情的にならないことが大事…もしなりそうなら…

いかがでしたでしょうか。

「叱る」って、ビジネスにおいても、子育てにおいても、非常に難しいコミュニケーションの一つです。どうしても感情が入ってしまうこともあるかもしれません。

そんなときには、冷たい水を飲んで一息置いてから話をするのも効果的です。

カッとなっているときには、身体を冷やしてあげることで、少しですが冷静になることができます。また、怒りのピークは6秒と言われていることから、水を準備して飲み終わるまで、言葉を発するのを我慢することで、怒りのピークを超えて話をすることができるようになります。

その上で、3つのポイントを押さえて叱ることを意識してみてください。良い叱り方は、相手を最大限に伸ばす力になりますよ。

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