こんにちは!じゅりんHACK管理人のじゅりんです。
この数ヶ月のネット界隈を大きく騒がせている「Bing」や「ChatGPT」「Bard」などのチャット型AI。質問すればなんでも答えてくれることから、仕事や生活に大きな革命が起きるだろうと注目を浴びています。
…ですが、「質問」や「指示」って、どんな言葉を打ち込めばいいか悩んだりしませんか?
今までのGoogle検索のように「キーワード」を打ち込めば、検索結果が返ってくるのと違って、チャット型AIは「文章として質問や指示」することで、初めてその力を発揮してくれます。
でも、この「質問」や「指示」の言葉って、慣れていないとなかなか出てきにくいですよね。せっかくチャット型AIが使えるようになったのに、何を何て聞いていいかわからない…それではもったいないです。
ということで、今回はチャット型AIに「質問」や「指示」するときに押さえておきたい言葉をまとめてみました。(一般人向け)
もちろんこれ以外にもたくさんありますが、まずはこれだけ押さえておくだけでも、仕事やプライベートにおける「質問」や「指示」の幅が、今すぐ大きく広がると思いますよ〜!!
基本で万能!「教えて」
- 教えて
とりあえず、「教えて」これさえ聞ければなんとかなります!
「〜について教えて」と頼めば、AIがあれこれ教えてくれます。あとはその答えに対して「もっと詳しく」「わかりにくいから簡単にして」など、自分が納得いくまで会話を続ければOK。
指示系
整理系
- 要約して
- まとめて
- 整理して
- 要点を箇条書きにして
- リストにして
- 表を作って
特に長い文章など、要点を掴みにくいときに「要約して」は助かります。
他にもYoutubeの書き起こし(トランスクリプション)をChatGPTにコピペして「この書き起こしをわかりやすく要約して」などの指示にも答えてくれます。すごい!(書き起こしが長文すぎるとできません)
これらの「整理する」指示は、仕事をかなり効率的に進めてくれるので、是非とも使いこなしたいところですね!
創作文章系
- 小説を書いて
- 詩を書いて
- 俳句を書いて
チャット型AIに一度はさせてみたいものの一つが、創作文の作成ではないでしょうか?
これも非常にカンタンで、例えば「恋愛小説を書いて」でもAIは小説を書いてくれます。ですが、やっぱり自分である程度の設定を指定した方が断然おもしろい!
昔の自分を主人公にした「もしも」のストーリーなんかもワクワクしそうですよね!
チャット型AIのありがたいところは、けっこう適当な設定の投げかけでもちゃんと意図を組んでくれるところ。
例えば、「日本に住む小学5年生の男の子が、宇宙から飛来する隕石に対抗するため、米粒一つを全力でぶつけて世界を救う小説を書いて」みたいな感じでも、ちゃんと物語を書いてくれますよ(適当ですいません)。
ブログ記事系
- 記事を書いて
- タイトル候補を作って
- 見出しを考えて
- アイデアを出して
- 校正して
ブログ界隈では脅威とも神とも言われているAIによるブログ記事作成。
「記事を書いて」で確かに書いてはくれますが、まださすがにそのまま記事本文にするには厳しいと感じます。
それよりは、記事テーマの「アイデアを出して」「見出しを考えて」など、ブログ記事作成のサポートとして使うとかなり有用。実はこの記事のタイトルも「ChatGPT」に相談しています(笑)
ちなみにこの記事自体は、全て人間が書いています^^
アシスタント系
- ToDoリストを作って
- スケジュールを立てて
- 旅程を作って
仕事や生活をアシスタントして欲しいときに、AIにお願いする言葉です。
例えば、今日の予定をバーっと音声入力した後に「これをToDoリストにして」と指示すれば、サッとToDoリストを作成してくれます。
他にもプロジェクトやイベントなどの「スケジュールを立てて」と頼めば、チャットでの質問を通してスケジュールを組み立てていくことも。なんという便利な世の中なんでしょう!
その他
- 例え話をして
- 反論して
- 事例をピックアップして
- もっと詳しくして
- 続きを書いて
他にもチャット型AIに「指示する言葉」として、使えると便利なのが上記の5つです。
特に「続きを書いて」は、一気に長文を出力できないチャット型AIを使うときの必須指示語です!
質問系
- なぜ(どうして)〜なの?
- どうすればいい?
- あなたはどう思う?
- 他に案はありますか?
- 〜の場合ならどうですか?
- あなたならどうしますか?
- どちらがいいですか?(優れていますか?)
- 〜の違いは?
- 誰に相談すべきでしょうか?
わからないと思うことはとにかく質問しましょう。
質問することで、話を広げたり(「他に案は?」「〜の場合なら?」)できますし、さらにはAI自身の考え(?)を聞く(「あなたはどう思う?」「あなたならどうする?」)こともできます。
文体変更
- 10歳の子どもでもわかるようにして
- 20代の女性(80代の男性)が話すように書いて
- 楽しそう(悲しそう)に書いて
チャット型AIの文体(語り口)を指定できます。
特に、「10歳の子どもでもわかるようにして」は、かなり文章を噛み砕いてわかりやすく書き直してくれるので、オススメ。
他にも、チラシやLPなどで使用する文章を、若い女性が書いたようにしたいときなどにも使えますね。もちろん「若い女性」に限らず、指定すればどのような属性の人の語り口でもなりきってくれます。
相談(困りごと・悩みごと)
- 〜がわかりません
- 〜で困っています
何かしてほしいわけでも、何か聞きたいわけでもなくて、ただ相談したいときには、状況を伝えるだけ、話したいことを話すだけもありです。
この辺りがチャット型AIはすごいですよね。質問でも指示でもないのにちゃんと話し相手になってくれる…ぼくみたいに普段孤独な個人事業主にとっては友だち的な存在にすらなるかも!!
自分の考えを整理したいとき
- 〜について私に質問して考えを整理してください
ちょっと応用的な使い方になりますが、チャット型AIから自分に質問させることも可能です。
自分の頭の中がごちゃごちゃしているとき、何を話したらいいかわからないときなんかは、「〜について、私に質問して考えを整理してください」みたいに指示を出しましょう。
例えばこんな感じで質問を投げかけてくれます。
あとは、なんとなく質問に答えていけば、頭の中の整理は完了です。これホントすごいですね。ほぼほぼコーチング的なことやってくれちゃうんです。
まとめ|指示語や質問語の組み合わせで、チャット型AIにより細かい指示を出せるようになります!
いかがでしたでしょうか?
日常の仕事やプライベートで使いやすい「指示語」「質問語」をまとめてみました。
これらの言葉を単体で使うのはもちろんですが、組み合わせたり、会話の中で使い分けたりすることで、より自分がほしい答えをチャット型AIが回答してくれるようになると思います。
もちろん他にもまだまだたくさんの「指示語」「質問語」はありますので、いいなと思うものが見つかったらまた追加していきますね!!
的確な「指示」と「質問」を通して、チャット型AIをうまく使いこなしていきましょう!!
それにしても…これって…普通に対人コミュニケーション能力が問われるのでは…と、記事を書きながら思ってしまいました。ぼく自身が行なっているコミュニケーションの研修や授業でも、このチャット型AIとのやり取りはトレーニングとして活用できそうな気がします。