こんにちは!じゅりんHACK管理人のじゅりんです。
冬場、特に寒い時期に飛行機に乗るとキリキリと頭痛に悩まされることありませんか?
ぼく自身も10年くらい前から、飛行機に乗るたびにこの痛みに悩まされていました。
頭痛と表現しましたが、実際の痛みとしては…
- 鼻の奥がキリキリと鋭い痛み
- 眼球が破裂しそうな痛み
- 目・鼻周辺の血管が裂けそうなピリピリズキズキとした痛み
- 顔が破裂しそうな痛み
初めてこの痛みを感じたときには、本気で「やばい…目が破裂する…」と思うほどの激痛でした。なんとか破裂することはなく飛行機は着陸してくれたのですが、しばらく痛みは続きフラフラに。まともに歩くこともできず、空港の医務室でしばらく横に。
それ以来、飛行機に乗るたびにこの痛みに悩まされていました。
この症状、「飛行機頭痛」と言われるそうです。
そんな「飛行機頭痛」ですが、やっとここ数年上手く付き合える方法が見つかりました。まだ僅かにピリピリとした痛みはありますが、十分に我慢できるくらいにまで軽減できたので、飛行機にもちゃんと乗れています。
その方法とは…「耳鼻科」に行く!です!
「飛行機頭痛」とは…
「『鼻の日』に寄せて」―航空性(気圧性)副鼻腔炎 (飛行機頭痛)―
文責:田中秀峰 (筑波大学医学医療系 講師 耳鼻咽喉科・頭頸部外科)
飛行機で移動中、着陸するときに強い頭痛や目の奥の痛みを感じたことはありませんか?飛行機の離着陸時は、急な気圧の変化があります。顔には副鼻腔といういくつかの空間があり、それぞれに小さな孔があって常に外気と換気されており、副鼻腔内の気圧と外気圧が常に平衡に保たれています(圧平衡がとれています)。何かの原因で、その小さな孔がふさがってしまうと、飛行機に乗り外気圧が変化した時に、副鼻腔内の気圧調節ができず圧平衡がくずれます。この時、副鼻腔に陽圧または陰圧がかかり、粘膜の神経を刺激し、頭痛や前額部痛、時には粘膜組織が一部切れて出血なども起こすことがあります。
『鼻の日』に寄せて」―航空性(気圧性)副鼻腔炎 (飛行機頭痛)―
症状の強さは、軽い痛みから耐えられないほど強い痛みを感じる場合もあります。
「飛行機頭痛」とは、飛行機離着陸時の急な気圧の変化で起こる痛み。
鼻炎や鼻詰まりなどの症状があると、顔の中にある「副鼻腔」と呼ばれる空間の出口が塞がってしまいます。すると、閉じられた空間になってしまった「副鼻腔」が気圧の変化により膨らんだり縮んだりして、神経を刺激。鋭い痛みが起こるという仕組みになっているそうです。
引用した文章の中に「耐えられないほど強い痛み」とありますが…まさにその通り。「顔が壊れる」と思った経験はこれが初めてなほどの痛みでした。
「飛行機頭痛」を自覚したら、おとなしく「耳鼻科」に行こう!
では、飛行機頭痛を自覚した場合、どうすればいいのでしょうか?
「唾を飲む」「あくびをする」などの解決策を書いてあるサイトもありますが、まるで焼け石に水。ぼくの場合は全く痛みは軽減しませんでした。
答えは、【「耳鼻科」に行く】です。
ぼくの場合、耳鼻科に行ったことで、自分ではあまり自覚していなかった「アレルギー性鼻炎」であることがわかりました。
そして、先生の話でありがたかったことが、
「飛行機頭痛が心配な時は、飛行機に乗る予定の1〜2週間前に耳鼻科に来てください。鼻炎を抑える薬と、副鼻腔の入口を広げる薬を出しますね」
これがめちゃくちゃ助かりました!!
今は、飛行機に乗る前には必ず耳鼻科に行って、お薬を出してもらいます。
1週間程度鼻炎を抑える薬を飲むことと、飛行機に乗る前に処方してもらった点鼻薬を使うことで、飛行機頭痛はかなり改善されました。
まとめ|飛行機頭痛は、お医者さんと薬の力を借りて軽減しよう
いかがでしたでしょうか?
なった本人にしかわからないことですが、飛行機頭痛は本当に地獄のような痛み。飛行機に乗るのが恐怖に感じるほどの辛さです。
ですが、出張などでどうしても乗らざるを得ない場面ってありますよね。
そして、できれば気持ちよく飛行機乗りたいですよね。
それであれば、おとなしく「耳鼻科」を受診しましょう。
そして、1回だけの受診ではなく、可能なら飛行機に乗る前には必ず「耳鼻科」を受診して「飛行機頭痛が辛いので、お薬を出して欲しいです」と伝えましょう。
耳鼻科のお医者さんなら、きっとすぐに理解して一番いい形で対処してくれると思います。
これを読んでいるあなたが、良い飛行機ライフを送れますように^^