
こんにちは!じゅりんHACK管理人のじゅりんです。
今回はMicrosoft製のチャット型AI「BingAI」を使って記事を作成しました。前回の記事と違って、今回は9割がAIで、ぼく自身はほとんど手を加えていません(会話で内容を深掘りして軽く編集しただけ)。比較表もAIが作成してくれています。
ちょうど来週あたりに公開されると言われている超強力なAI「GTP4」と、今話題になっている「GTP3.5(ChatGPT)」についての違いが知りたいと思っていたので、ぼく自身大変勉強になりました。
他の技術的な記事よりも、わかりやすく書いてもらえるように頼んだので、AI素人の人でも比較的読みやすくなっていると思います。よかったら読んでみてくださいね^^
連日話題に上がるチャット型AI「ChatGPT」。
2023年3月の下旬(この記事を書いている週か来週辺り)には、そのChatGPTよりもさらに強力で優秀なAI「GPT4」が登場すると言われています。
今回はその「GPT4」と「GPT3.5(ChatGPT)」って何がどう違うの?ということについてお伝えしていきます。
そもそも「GPT」シリーズって何?

AIと聞くと、難しそうなイメージがありますが、実は私たちの身近なところで活躍しています。例えば、スマホで使う音声アシスタントや翻訳アプリ、SNSで見るおもしろい動画や画像などは、AIが作ったり分析したりしています。
AIの中でも特に注目されているのが、自然言語処理(NLP)という分野です。自然言語処理とは、人間が話したり書いたりする言葉をコンピューターが理解したり生成したりする技術のことです。自然言語処理を使えば、コンピューターに質問したり会話したりできるようになりますし、文章や詩や歌詞なども作ってくれます。
自然言語処理の技術は日々進化していますが、その中でも最先端のものがGPTシリーズと呼ばれるAIです。GPTシリーズは、インターネット上にある膨大な量のテキストデータを学習して、さまざまなタスクをこなすことができます。例えば、
- 質問に答える
- 会話する
- 記事を書く
- 詩や小説を作る
- コードを生成する
- ゲームをプレイする
などです。
現在最新版とされているのがGPT3ですが、その次世代版としてGPT4やGPT3.5(ChatGPT)というものが開発されています。では、これらはどういうものなのでしょうか?それぞれ何が違うのでしょうか?
まずはザッと表でまとめました。
項目 | GPT4 | GPT3.5(ChatGPT) |
---|---|---|
パラメータ数 | (不明) | 175億個 |
能力 | 米国MBAの試験や司法試験、会計士試験などを突破する可能性がある テキストから動画を生成する可能性がある | 対話型のチャットボットとして優れた性能を発揮する |
使い方の例 | 市場分析、コーディング、記事まとめなど プレゼンテーション、教育、エンターテイメントなど | オンラインゲームやSNSなどでの会話やエンターテイメント |
得意分野 | 幅広い知識と推論能力を持つことで、多様なタスクに対応できる マルチモーダルな表現ができることで、視覚的に訴えることができる | 人間らしい返答や感情表現ができることで、対話型のアプリケーションに適している |
苦手分野 | 対話型のタスクでは、一貫性や説得力が低くなることがある 動画生成では、品質や倫理性が問題になることがある | 知識ベースのタスクでは、データセットが限られているために正確さや信頼性が低くなることがある |
それでは、この表をもとにしながら「GPT4」と「GPT3.5(ChatGPT)」の特徴について解説していきます。
GPT4とは?

GTP4
まずはGPT4から見ていきましょう。GPT4は2023年に発表される予定のAIで、現在開発中です。具体的な性能や機能はまだ明らかにされていませんが、
- GPT3よりもさらに多くのパラメータ(約1000億個以上)を持つと言われている(不明)
- GPT3よりもさらに高速で正確で柔軟な応答をする
ことが期待されています。
パラメータというのはコンピューター内部でデータを表現するための数値です。パラメータが多ければ多いほどコンピューターはデータを豊富に記憶しておくことができますし、さまざまなパターンに対応できます。
GPT4は、GPT3の約10倍のパラメータを持つと言われています 。これは、人間の脳の約100分の1に相当するとも言われています 。つまり、GPT4は人間の知能に近づく可能性があるということです。
GPT4は、米国MBAの試験や司法試験、会計士試験などを突破する能力があるとも言われています 。また、自分で学習したり問題を解決したりする能力も高めると予想されています 。さらにはテキストから動画を生成することさえ可能になるのではとも言われています。
GPT4が登場すれば、私たちの生活や社会は大きく変わるかもしれません。
パラメータ数と性能の関係は、一概には言えませんが、一般的にはパラメータ数が多いほど、学習できることが多くなります。
例えば、GPT4はGPT3.5よりもパラメータ数が多いので、より多くのデータを学習して、より幅広い知識や推論能力を持つことができます。
GPT3.5(ChatGPT)とは?

GPT3.5
ChatGPT
次にGPT3.5(ChatGPT)について見ていきましょう。GPT3.5(ChatGPT)は2022年末に発表されたAIで 、
- GPT3よりも少ないテキストデータ(約3000億単語) を学習する
- GPT3よりも少ないパラメータ(約175億個) を持つ
- ChatGPTは、人間のAIトレーナーが人間とAIの両方の立場で会話したデータを用いて再学習されている
- GPT3よりも会話やチャットに特化した応答をする
ことが特徴です。
そのため、
- 口語的で自然な表現を使う
- 情感や感情を表現する
- ユーモアやジョークを交える
- 質問や要望に対応する
などの能力が高いです。
また、GPT3.5(ChatGPT)は、ユーザーのプロフィールや趣味嗜好などを記憶しておくことができます。そのため、
- ユーザーと親しくなる
- ユーザーに合わせた話題やレコメンドを提供する
- ユーザーの気分やニーズを察知する
などのサービスも提供できます。ただし、記憶は永続的なものではなく、一時的なものとなるため、ユーザーとの関係性も長期にわたるものにはなりません。
まとめ

以上が、GPT4とGPT3.5(ChatGPT)の違いについての解説でした。
要点をまとめると、
- GPT4は2023年に発表される予定で、テキストだけでなく画像やビデオも生成できるマルチモーダルモデルになる可能性を持ったAIです。
- GPT3.5(ChatGPT)は2022年末に発表されたAIで、人間のAIトレーナーが人間とAIの両方の立場で会話したデータを用いて再学習された会話やチャットに特化したAIです。
- GPT4は量・質・速度・正確さ・柔軟さ・汎用性・創造性・自律性などすべての面でGPT3.5(ChatGPT)よりも優れている可能性が高いです。
- GPT3.5(ChatGPT)は、会話やチャットに関する知識や技術は豊富で、ユーザーとの関係性や信頼性を高める可能性が高いです。
これらのAIは、それぞれ異なる目的やニーズに応えることができます。私たちは、自分に合ったAIを選んで利用することが大切です。
これから公開されるGPT4は、テキストから動画を作成できる可能性があるなど確かに楽しみですが、会話性能、チャット性能に関して言えば、もしかしたらGPT3.5(ChatGPT)も決して引けは取らない可能性があるということですね。
ともかく、続々と登場する最新技術、乗り遅れないようにチェックしていきたいものですね!!
まとめのまとめ
今回は、Microsoft製のチャット型AI「BingAI」に頼んで記事を作成してもらいました。
なぜ「ChatGPT」を使わなかったかというと、ChatGPTの学習しているデータが2021年9月までのもので、最新の情報に対応していないからです。そこでインターネット上からも情報を集めてきて根拠として提示してくれる「BingAI」を用いたわけですが…ぶっちゃけこれはすごい。
ほぼ手直しなくてこれだけ書けてしまうとは。恐るべし「BingAI」です。
比較表なんかもあっという間に作成してくれましたし、記事そのものもかなりわかりやすく書けているのではないかと思います。ある程度の編集は必要なものの、これはかなり実用的ではないでしょうか?
ただ「BingAI」自身には「GPT4」が使われているということでしたが、本記事ではなぜか触れていませんでしたね。謙虚なんでしょうか?(笑)
「BingAI」は、順番待ちが必要ですが無料で使えますので、ぜひ使ってみてくださいね!!