こんにちは!じゅりんHACK管理人のじゅりんです。
この度、私、電子書籍(Kindle)「小学生のためのChatGPT入門」を出版しました!
おそらく日本初!の小学生とその保護者のためのChatGPT本になっていると思います!(Amazonで検索してもヒットしなかったため)
なので、中身はめっちゃわかりやすく書いています。難しい言葉もやり方も一切書いてありません。なので、ITやAIが苦手だな〜と思われる大人の方でも、めちゃくちゃ読みやすい入門書になっています。
もちろん、内容としても、役立つものを具体例(特にChatGPTに話しかける「質問」「指示」)を多めに入れています。ぜひ、ご活用いただければと思います。
内容については、Amazonページの詳細を読んでいただければ、きっとわかると思うのですが(目次もあります)、なぜ、あえて本書を小学生向けに設定したかなどについて、本記事ではお伝えしていこうと思います。
最初に答えを言っちゃいますね。
これからAI活用能力が絶対に必要になるからです。
ついに「ドラえもん」がやってきた
ぼくがChatGPTを使い始めたのが2023年1月です。
そこから、ほぼ毎日ChatGPTを使ってきて…これはとんでもないことが起こっているぞと。
そして、2023年3月14日(日本の3月15日)に、現時点での最強AIと名高い「GPT-4」の発表。すぐに「ChatGPT」を「plus(有料版)」にして、使ってみました。確信に変わりました。もうAIなしの世の中には絶対に戻らないと。
「ドラえもん」がやってきたのです。「アトム」でも「ターミネーター」でもいいです。
ついにそんな世の中になったと思いました。
もちろん、ChatGPT自体には音声もありませんし、体だってありません。できることは(今のところ)テキストでの会話だけです。
でも、もう話しかければ、まるで人間のようにおしゃべりをしてくれます。(間違いもありますが)なんでもすぐに答えてくれます。悩みがあれば親身になって相談に乗ってくれたり、アドバイスをしてくれたりします。
ぼくらは、ついに一人一人が、ドラえもんに匹敵するパートナーを手にいれる…そんな時代になったのです。
AIを活用する動きは絶対に止まらない
脳研究者で東京大学大学院薬学系研究科教授の池谷裕二教授の記事で興味深いものがありました。
池谷さんは「GPTありきで考えるべき」だと指摘する。
「ChatGPTを禁じても、学生はきっとどこかで使う。そうすれば全員の単位を落とさないといけなくなります。GPTの作る文章にはミスもあるので、それを修正できるかどうかも評価対象にすればいい」
さらに、池谷さんは学生たちにこんな宣言もした。
「ChatGPT、DeepL、グラマリーの“三種の神器”を必ず使うようにと伝えました。人間の生の脳で書いた文章なんて、下手くそですから」
「そんなメールがきたのは初めて」 東大院生も驚いたChatGPTの“効果” 池谷裕二教授の活用法〈AERA〉(AERA dot.) – Yahoo!ニュース
記事では、池谷さん自身も期末試験の出題にChatGPTを使用していると触れています。今までの出題傾向と全く違って、単位を落とす学生が二倍になったとか…(苦笑)
もはやChatGPT(AI)を活用しないという選択肢はないのです。
先生も、学生も、ビジネスマンも、主婦も、子どもも、お年寄りも…すべての人にAIは関係してくるのです。少なくともChatGPTは、日本語で人と会話できる人なら使えるので「難しくてできない…」は通用しません。
AIをいかにうまく自分の右腕にするか、うまく活用する側に回らないと、生き残っていくことさえ難しくなるかもしれません。
はっきり言って、これからの時代で「AIが使えません」は、デメリット以外の何者でもないと感じます。
「そんなメールがきたのは初めて」 東大院生も驚いたChatGPTの“効果” 池谷裕二教授の活用法〈AERA〉(AERA dot.) – Yahoo!ニュース
使わなければ、使い方は身につかない
だから、とにかくChatGPTを使ってほしいんです。
ぼくが100回話しても、1000回話しても、おそらくその本当のスゴさは伝わりません。
1回、2回触れただけでも、よくわからないと思います。
日常の仕事に、勉強に、生活に、とにかく当たり前に感じるまで使ってみてほしいです。「あれ?これってどうするんだっけ?」「これわからないな…」「もっと楽できないかな…」そう思ったら、すかさずChatGPTに聞いてみてください。
くりかえしChatGPTと会話しているうちに、「こいつ…本当に『ドラえもん』だぞ…!!」と思えるようになります。それがわかれば、どんどんと使い続けて、真の意味で使い方が身についてきます。
ちなみに、のび太くんはAI活用のエキスパートです。
困ったときに、ちゃんとドラえもんに「こんなことがあって困った〜!だから、こうして〜!」とちゃんとお願い(指示)していますから。ドラえもん(AI)もそれに対して対策(不思議道具)をちゃんと用意してくれます。
結果としては、ドラえもん(AI)に「やっちゃダメだよ」と言われてることまでやって失敗するんですけどね。そんなところまで実に人間とAIの関係がよく描けているんだなぁと思います。
ちょっと話がずれましたが、ぼくらはこれから「のび太くん」のように、積極的にAIを使っていかなければならないのです。
ChatGPTは、危険なのか?
「AIなんか使わせたら勉強しなくなる!」
「AIに作文を書かせて、本人の能力が育たなくなる!」
そんな意見もたくさん出てきています。
確かに、そうなる可能性もあるでしょう。使い方次第では、ChatGPTに宿題を解いてもらうことだって、作文を書かせることだって、できてしまいますから。
ですが、それはどんな便利な道具でも同じことが言えます。
「ハサミを持たせたら、人を傷つけるんじゃないか!?」
「パソコンを使うと、人間の能力が落ちてしまうんじゃないか!?」
負の側面を中心に見れば確かにそうかもしれません。ですが、もはやこれから圧倒的に世の中を席巻していくものに対して、「見て見ぬふり」はできません。
世界中の誰もが使うことがほぼ確定しているならば、「正しい使い方」を模索して、身につけていくしかないのです。そのためには「使う」以外に道はないのです。
そもそも「答え」だけをAIに問うやり方は、AIの能力のほんの一部でしかありません。「解き方」「考え方」「推論」「アイデア」「校正」…もっともっと便利で素晴らしい使い方はたくさんあるのです。
だから、AI活用能力は当たり前のものとして子どもの頃から身につけておいた方が絶対にいいのです。
「小学生のためのChatGPT入門」は、子どもたちと保護者とが、AI時代を生き抜くためのガイドブック
すいません。長くなってしまいました。
「ChatGPT」は、はっきり言ってめちゃくちゃ便利なツールです。産業革命だとも言われますが、決して大袈裟な表現ではないと思います。
ですが、ChatGPTを真の意味で「頼れる相棒」にするためには、それなりに工夫が要ります。それが「質問」と「指示」の仕方です。これができなければ、せっかくの優秀な相棒も全力を発揮することができません。
つまり、ChatGPTを使いこなそうと思ったら、ぼくたち人間が成長しなければならないのです。
だから、使い方を間違わなければ、ChatGPTはぼくらを成長に導くツールとしても大いに活躍してくれるのです。
今まさに、大きな成長過程にある小学生に、ぜひAIとの上手な使い方を学び、身につけて、成長に役立ててほしいのです。
そんなChatGPTを使うための最初の入門書として「子どものためのChatGPT入門」を執筆しました。できるだけたくさんの「質問」や「指示」の例文を入れて、めちゃくちゃわかりやすく書いています。
難しい言葉はほとんど使わず、小学生が読んで使えるようにしていますので、ITが苦手だな…と感じる大人の方にももちろん役立つ本になっています。
よかったら、ぜひ手に取ってみてください。
あなたが、あなたのご家族が、これからのAI時代を生き抜く手助けとなれば幸いです。