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「Kindle for PC」に『読み上げ』機能追加!でも簡易オーディオブックには厳しい?その理由は!?(Mac・Windows)

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こんにちは!
電子書籍を使うようになって読書量がグンと増えたじゅりんです。

電子書籍業界の最大手Amazonの「Kindle」。この「Kindle」アプリのPC版(Mac・Windows)に、なんと!読み上げ機能が実装されました!!

「読書」という観点から言うと、iPadやKindle端末のように「手に持って読む」ことができないことから、今まであまり出番が少なかった「Kindle for PC」。読み上げ機能が実装されたことで、「ながら読み」など出番が増えてきそうです!!

ということで、「簡易オーディオブック」になりうるのか!?実際に使ってみました!!

Kindleアプリダウンロードページ

目次

「Kindle for PC」の読み上げ機能の使い方

「Kindle for PC」の読み上げ機能の使い方

  • メニューバーの「ツール」→「読み上げ機能の開始」
  • (終了時は、同じく「ツール」→「読み上げ機能の終了」)
  • ショートカット「Command+T」でも読み上げ機能が使えます。

読み上げ機能…どうなの?

「ながら聴き」ができ…ない><

まずはメリットになるところから。
やっぱり何と言っても「読み上げ」のメリットは「ながら聴き」!これでしょう!!

ここまで書いて気づいたことが…
なんと「ながら聴き」…できません><

Kindleアプリがアクティブになっていないと、音声は流れませんでした。

つまり、「読み上げ」しながら、メールの処理をする…とかはできません。
他のアプリを使おうとすると、読み上げがストップしてしまうので「ながら」が一切できませんでした。

ちょっとこれは残念すぎる仕様ですね。Kindleアプリしか使えないなら、自分で読んだ方が速いですもん。

PCで読み上げて、iPadで作業するとかならできますけど…なんかおかしいよなぁ…

音声は「Siri」よりも落ちるレベル?

これは仕方ないでしょうが、読み上げ音声は「Siri」よりも落ちるレベルですね。
もちろん文章の細かい表情も再現することはできません。ビジネス書など「知識」が欲しいくらいなら十分。ちょっと違和感ありますが「吾輩は猫である」も「まぁ…ありかな?」くらいで聴くことができました。

本来の「オーディオブック」のようにバッチリその本だけのために録音されたものとは違う…ということを最初からわかっておけば、使えるレベルじゃないでしょうか。

スピード調節など細かい設定はできない

残念だったのが、「読み上げ」機能には「設定」がないこと。

なので、スピード設定も音声の高低も変更できません。
個人的には「倍速」でダーっと聴かないとイライラしてしまうので、ここは本当に残念。

スピードは若干ゆっくり目ですが、聴き取りやすいことは間違いないので、ぴったり合う人はラッキーですね。

読み上げハイライトがないから、読んでる場所を見失うことも

これも残念なところ。
読み上げ箇所をハイライトで示してくれる機能はありません。

あくまでザーッと読み流していくだけなので、目と耳と両方で読書を進めているときには、「あれ?どこ読んでるんだろう?」とどちらかが迷子になってしまうこともあるかもしれません。

まとめ:課題は多いが、とりあえず嬉しい「読み上げ」機能!バージョンアップが楽しみです!

ということで、「Kindle for PC」の「読み上げ」機能についてのファーストインプレッションでした!

不満点はもちろんありますが、まずは機能そのものが実装されたことが嬉しいですね。
特に視覚障害をお持ちの方にとっては、読書の世界がグンと広がるアップデートではないでしょうか。

個人的には「ながら聴き」できないのが痛すぎますが…「簡易オーディオブック」としては、ぼくにはまだ使えないレベルかと。

バージョンアップを重ねて、さらに使いやすくなることを願います。特に「他のアプリ操作時でも読み上げできる」「スピードコントロール」「読み上げハイライト」は、一刻もはやく導入してほしいです!!

ところで、PC版アプリに「読み上げ」機能が実装されたわけですから、スマホやタブレット版アプリにもいずれ実装されるのではないか…と、こっそり期待しています。特にiPhoneやAndroidといったスマホ版で「読み上げ」できるようになったら、ほんとラジオ代わりに移動中でも車の中でも聴けて超便利になりますね!!

Kindleアプリダウンロードページ

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