こんにちは!じゅりんHACK管理人のじゅりんです。
いよいよGoogle製のチャット型AI「Bard」でも画像生成ができるようになりました。
ChatGPTと違って、今のところ無料で使えることを考えるとこれはかなり嬉しいアップデートですね!
そこで気になるのが、「Bard」で生成した画像は商用利用できるのかどうかです。
その点について調べてみました!結論から言えば、商用利用可と考えても大丈夫そうです!!
Bardで生成した画像は商用利用可能か?
「Bard」で生成した画像が商用利用可能かどうか、Googleの「利用規約」「生成 AI の追加利用規約」と「生成 AI の使用禁止に関するポリシー」から読み解いていく必要があります。
Googleの「生成 AI の追加利用規約」から読み解く
ここでは、「生成 AI の追加利用規約」の最後「免責」部分に注目します。
免責
本サービスで生成される情報は不正確または不適切な場合がありますが、Google の見解を述べるものではありません。本サービスで提供されるコンテンツについては、ご自身の裁量で依拠、公開、利用してください。
医学上、法律上、金融上、またはその他の専門的な助言として、本サービスに依拠しないでください。これらのトピックに関するコンテンツは情報提供のみを目的としており、資格を持つ専門家の助言に代わるものではありません。
生成 AI の追加利用規約 最終更新日: 2023年8月9日
「生成 AI の追加利用規約」において、『本サービスで提供されるコンテンツについては、ご自身の裁量で依拠、公開、利用してください。』とあることから、基本的には商用利用についての制限はなさそうです。
Googleの「生成 AI の使用禁止に関するポリシー」から読み解く
生成 AI の使用禁止に関するポリシー 最終更新日: 2023年3月14日
Googleの「生成 AI の使用禁止に関するポリシー」のページをよく読んでみましたが、使用禁止の事項として商用での利用について触れている文言は一つもありませんでした。
つまり、このページの使用禁止事項に触れなければ、Bardで生成した画像は商用利用しても構わないと捉えてよさそうです。
Googleの「利用規約」から読み解く
Google のコンテンツ
Google 利用規約 – ポリシーと規約 – Google 発効日: 2023年6月1日
Google のサービスの一部には、Google に帰属するコンテンツが含まれています。たとえば、Google マップに表示される多くのイラストは Google に帰属します。ユーザーは Google のコンテンツを本規約およびサービス固有の追加規約で許可される範囲内で使用できますが、コンテンツに対して Google が所有するすべての知的所有権は Google が保持します。いかなるブランド表示、ロゴ、法的通知も、削除したり、隠したり、改ざんしたりしてはなりません。Google のブランド表示やロゴを使用したい場合は、Google Brand Permissions(Google ブランドの使用許諾について)のページをご覧ください。
Googleの「利用規約」に目を通しましたが、主にコンテンツの権利に関係する文言は上記の部分と思われます。
わざわざ「生成 AI の追加利用規約」にて『本サービスで提供されるコンテンツについては、ご自身の裁量で依拠、公開、利用してください。』と記載があることから、AIで生成した画像は、「利用規約」にある「Googleのコンテンツ」には当たらないものと考えられます。
つまり、商用利用可能なのではないかと考えられます。
つまり現時点ではBardで生成した画像は商用利用と考えて問題ない?
基本的にBardの利用に関する規約とポリシーは、上記の3つで規定されています。
そのため、読み解く限りでは「Bardで生成した画像は、使用禁止ポリシーに反しない限り商用利用して問題ない」と考えてもいいのではないでしょうか。
「商用利用可能です」と明確な文言がどこにも見当たらないため、あくまで規約から読み解く解釈にはなりますが…
また規約の更新なども行われるでしょうから、引き続きこの件については調べていきたいと思います!!