二ヶ月に一度、カウンセラーの勉強会に参加しているじゅりんです。
コーチングをしているものの端くれとして、カウンセラーの勉強会に参加させてもらっているのですが、今日は特に心に響いた言葉を学ぶことができました。
とても腑に落ちたので、紹介したいと思います。
私の心には傷がある。だからこそ…
私の心には傷がある。だからこそ、傷口から優しさが沁みてくる。
誰でも、できれば傷つきたくなんてありません。
いつも笑顔でニコニコと過ごすことができれば、その方がいいに決まっています。
でも…傷つくことでわかる優しさもあるのです。
辛いとき、苦しいときにかけられる言葉の優しさに救われることがあるのです。
その優しさは、傷があるからこそじんわりと沁みてくるのです。
何にも傷がないところに「優しさ」という薬を塗ったって、何も変わりはありません。
傷があるからこそ、「優しさ」という薬のありがたさを身に沁みて、心に沁みて感じることができるのです。
タイヤをパンクさせられて感じた『優しさ』
実は、まさに最近会ったことなのですが…車のタイヤに穴を開けられました。
一輪だけだったのですが同じタイヤに4ヶ所も裂け目があり、ペッシャンコ。
はっきり言って、ショックでした。
何でうちの車が…という気持ちでした。
すぐに駆けつけて家族以上に憤ってくれた警察官
とりあえず、どうにかしなくてはならないので、まずは警察に電話。
すると「すぐに伺います!」と返事。
10分もしないうちにパトカーが到着。
「大変でしたね」「ひどいことする輩がいますね」とぼくら家族以上に加害者に憤って、被害届などの手続きを親身にしてくださいました。
あっという間にタイヤ交換してくれたディーラーさん
次に、スペアタイヤがなかったので、とりあえず車のディーラーさんに連絡。
担当の方は「すぐに伺います!」
またまた30分もしないうちに到着。
「ひどいですね」「警察には届けを出されましたか?」「すぐに元どおりにしますからね」と、年度始めでタイヤ業者さんも忙しくなかなか連絡がつかない中で、その日のうちにタイヤを綺麗に交換してくださいました。
しかも、出張費・手数料もなく。
傷があったからこそ知ることができた優しさ
確かに、タイヤをパンクさせられたことは『傷』を負う経験でした。
でも、それ以上に警察の方や、ディーラーの担当の方の『優しさ』が本当に心の底まで沁みてきました。
もしかしたら、こんな経験でもなければ、その優しさに触れることはなかったかもしれません。
夜に家族みんなで話したのは恨み言ではなく、まさに「いろんな人の優しさを感じることができたね」ということでした。
優しさが優しさを生む
私の心には傷がある。だからこそ、優しさが沁みてくる。
だからこそ、私は人に優しくしようと思う。
沁みる『優しさ』の温かさがわかるから、だから同じように『傷』に苦しむ人にも優しくできるのです。
きっと、優しさの連鎖ってそういうことなんじゃないでしょうか。