こんにちは！じゅりんHACK管理人のじゅりんです。
近年の出会い（恋愛）はネットからスタートすることがとても増えているそうです。ですが、SNSアプリで知り合って、最初はすごくいい感じだったのに、いざ会ってみると急に冷めてしまった……。そんな経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。
この現象は、通称「蛙化現象」と呼ばれています。恋愛心理学では、「理想と現実のギャップ」によって引き起こされる現象とされていて、現代ではスマホやネット全盛の若者の間でも話題になっています。
新語・流行語大賞2023にもノミネートされているこの「蛙化現象」。
SNSアプリやマッチングアプリでも起こっているこの「蛙化現象」の原因や対策について、わかりやすく解説します。
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蛙化現象とは？
蛙化現象とは、気になっている相手が、自分に好意をもっていることがわかると、冷めてしまい、相手のことに興味がなくなる現象のこと。
グリム童話の「かえるの王様」のようだということで、こう呼ばれています。
近年では少し意味が変わって、好きだと思っていた相手のちょっと意外な姿（不快なクセなど）を見たときに、スーッと心が冷めてしまうことも「蛙化現象」と呼ばれるようになりました。
この蛙化現象は、SNSアプリで知り合う人ほど起こりやすいと言われています。その理由は、SNSアプリでは、自分の理想の姿を演出しやすいからです。
確かにSNSやネット上のプロフィール写真や自己紹介文では、自分の良いところばかりをアピールすることで、相手に好印象を与えることができます。
ですが、実際に会ってみると、プロフィール写真とは違う姿や、想像していたような性格ではないことがわかることも…
その「理想と現実」のギャップにショックを受け、蛙化現象を引き起こしてしまうのです。
蛙化現象の原因は「理想と現実のギャップ」
蛙化現象の原因は、以下の3つが挙げられます。
- 理想と現実のギャップ
- 期待値の落差
- 承認欲求の満たされなさ
理想と現実のギャップは、先ほども説明したとおり、SNSアプリで知り合う人ほど起こりやすい原因です。
期待値の落差とは、相手に対して抱いている期待値と、実際の相手とのギャップによって引き起こされる現象です。
例えば、「優しくて、面白い人」という期待値を持っていた相手が、実際には「つまらない人」だった場合、期待値の落差によって蛙化現象を引き起こしてしまう可能性があります。
さらに実際には本当に「優しくて、面白い人」だったとしても、ふとした言葉や仕草などで「つまらない人」っぽい一面を見ることで蛙化現象が起きてしまうことも…
承認欲求の満たされなさとは、相手からの承認欲求が満たされないことで引き起こされる現象です。
例えば、SNS上では自分のことを褒めてくれる相手に好意を抱いていたが、実際に会ってみると、相手は自分の話を聞いてくれなかった場合、承認欲求が満たされず、蛙化現象を引き起こしてしまう可能性があるのです。
蛙化現象を防ぐポイントは「ありのままの自分」
蛙化現象を防ぐためには、以下を心がけることが大切です。
相手を蛙化させないために…
プロフィール写真や自己紹介文は、ありのままの自分をアピールすることで、相手に誤解を与えず、理想と現実のギャップを減らすことができます。あまり良いところばかり書いてしまうと「理想像」が高くなり過ぎてしまいますもんね。「現実」が追いつかなければ蛙化現象を起こしてしまうでしょう。
あえてちょっと抜けたところとか、ちょっとした失敗談を書くくらいがちょうど人間味があって、好感が持てていいかもしれませんね。
自分が蛙化しないために…
相手の良いところだけでなく、悪いところも想像することで、期待値の落差を減らすことができます。
また、相手に期待しすぎないことで、承認欲求の満たされなさを防ぐことができます。
人間、完璧な人はいません。どんなにいいことが書いてあっても、理想を膨らませすぎるのはちょっとやめておいた方がいいかもしれませんよ。
蛙化現象を経験してしまったら？
もし、蛙化現象を経験してしまったら、無理に関係を続ける必要はありません。
相手に申し訳ない気持ちもあるかもしれませんが、自分の気持ちを大切にして、関係を終わらせるのも一つの選択肢です。
まとめ｜ネットも現実もありのままの自分で「蛙化現象」を防ごう
蛙化現象は、誰にでも起こり得る現象です。
SNSアプリで知り合う人ほど起こりやすいと言われていますが、対策…というか、ある程度の心構えをすることで、蛙化現象を起こさなくて済むかもしれません。
ネットにしても現実にしても、できればありのままの自分で付き合える相手に巡り会えると、長く楽しく付き合っていける関係になれるかもしれませんね。
