こんにちは！じゅりんHACK管理人のじゅりんです。
ブログ記事や、プレゼン資料、チラシ作成など、画像が必要なとき…なかなかピンとくる写真やイラストに出会えず困ったことありませんか？
今回紹介するのは、そんな悩みを解消できる（かもしれない）画像素材サイトです。
その名も「AI素材.com」。AIで生成する画像に特化した画像素材サイトです。全ての画像がAIによって生成されているので、実際には存在しないような状況さえ画像として創り出せたりします。
これはスゴいぞ！未来がやってきた！…と思ったのですが、正直なところまだ実用的…とまでは言えないのが本音です。…というか、怖い。その辺りも含めて、「AI素材.com」を紹介していきます。
「AI素材.com」とは
テキストから画像を生成できるスマホアプリ「AIピカソ」を提供する「AI picasso株式会社」が開発した「AI素材.com」。AIにより用途に応じた画像を生成し無料素材として使えることが大きな特徴です。
全ての画像素材がAIにより創られているため、実際には存在しないようなシチュエーションなどもテキストで指定して画像を生成することが可能。
メディアでも取り上げられる今注目の画像素材サイトです。
「AI素材.com」を実際に使ってみた
実際に「AI素材.com」を使ってみました。
「ミーティング」と検索すると、いかにもミーティングしてるっぽい画像が表示されます。パッと見ると本当に普通の写真みたいに見えますね。
画像をクリックするとダウンロード画面へ。現在（2023/01/30）は大きいサイズも無料でダウンロード可能です。
「AI素材.com」の素材は無料で使えますが、クレジットの掲載が必須となります。
検索で見つからない場合には、「生成」ボタンを押すと、入力されたテキストを元にして新たに画像を生成してくれます。
ただ、新しく生成した画像は「ライセンス表示中」と表示されるので、フリー素材としては使えないようです。（ダウンロードはできます）
「AI素材.com」に感じるとてつもない違和感と恐怖…
さてさて、ここまで見てきたあなたなら、「AI素材.com」の画像にすでに何か違和感を感じているのではないでしょうか？何か怖くないですか？
人物の違和感がすごい（特に手や指）
ぼくが個人的になんでしょうか？「AI素材.com」で生成される人物画像は、かなりの確率で手や指がおかしいです。
デザインが歪んでいるだけならまだしも、指が４本とか３本とか普通にあります。手を組んだりしていると、両手が融合している時さえあります。
はっきり言って気持ち悪いです。まるで写真のような画像なだけに気づいた時の違和感がすごい。「人に擬態したナニカ」ですよね。普通に恐怖を感じます。
少なくとも人物に関しては、実用的とは言い難いと感じます。（手元が写っていなければなんとか使える可能性も…）
歪みや影などの違和感がすごい
「カフェ」とかで生成した画像ですが…やっぱり違和感がすごいんですよね。歪んでいたり、影がおかしな方向だったり…立体物に弱いのでしょうか？
中にはコーヒーカップの取っ手が皿とくっついているものも…異次元な感じがして気持ちが悪くなります。どうなってんだこれ？
「フルーツいっぱいのサラダ」で出てきた画像もなかなか狂ってます。これはキメラか…！？
見ているだけで頭がパニックを起こしそうになってきます。脳がバグる感じです。すごく気持ち悪いです。
まとめ｜「AI素材.com」は使えるものもあるが、よく確認しないとおかしなものを使ってしまうので注意！
いかがでしたでしょうか？
「AI素材.com」、とてもおもしろいサービスが登場したと思います。状況によっては使える画像もあるので、これからよりAIの精度が上がっていくことが楽しみです。
ですが、やっぱりまだまだ違和感がすごい（気持ちが悪い）画像もそれなりに表示されます。パッと見て良さそうな写真でも、指の数がおかしいとか、実は物体が融合しているとか…普通にありますので、よく確認せずに使ってしまうとブログ記事やWebサイトの印象を台無しにしてしまうことも…
正直、「AI素材.com」は、おもしろいけど、まだ実用性には欠けるかな…が、ぼくの個人的な本音ではあります。あまりじっくりと見すぎると気持ち悪くなるので注意してくださいね。
